デスクワークの姿勢からくる体の不調

座ったままパソコン画面を見続けるデスクワークは同じ姿勢であるため、肩こりや頭痛、腰痛、眼精疲労という悩みを抱えている人が多い。
女性の場合、足のむくみが気になるという人もいる。
一日中同じ姿勢でいるため首や肩、腰などに負担がかかり、血行が悪くなることで不調を引き起こしている。
動かないことによる体の不調や疲れは、血行を良くする生活習慣を取り入れることで改善できる。

デスクワークを続けていると筋肉が収縮し、血行が悪くなる。
それを防ぐためには、休憩時間に体を動かして筋肉をほぐすことが大事だ。
階段を使って別の階の自動販売機に飲み物を買いに行く、トイレに行く時には速足で歩く、トイレ内で肩を回すなど、ちょっとした工夫から体を動かしてみると良い。

自分のデスクで軽いストレッチをするのもオススメだ。
両手を組んで前に押し出し背中の筋肉を伸ばすことや、椅子に座ったまま上半身を後ろにひねることで腰の筋肉が伸ばされる。
肩こりには、肩甲骨を回すことや首を上下左右に動かすことが効果的だ。
首や肩の筋肉がほぐれると、目の疲れも軽減される。

また、常日頃から運動することも大事である。
運動が苦手な人は、休みの日にはウォーキングをする、時間がある時はひと駅歩く、いつもより遠くの店に買い物に行くこと、などから始めてみると良い。
車通勤の人は、駐車場は遠い所に停め、なるべく歩く習慣をつけることが大切だ。
普段の生活行動を少しずつ変えていくことで、抱えていた体の不調が改善に向かうこともあるため、できることから始めてみることをおすすめする。