エンジニアの健康リスクと対策

多くのエンジニアが抱えている悩みとして運動不足があり、少し歩くだけで息切れするという声も聞かれている。
運動は規則正しい食生活と並んで健康維持の基本であり、運動をしなければ基礎代謝が低下して太りやすい体質になってしまう。
健康診断を受けて問題があった際、20代の場合は暴飲暴食を指摘されることが多いが、30代以上になると運動不足を指摘されることが多くなる。
代謝が低下すると、肥満や糖尿病、脂質異常症などのリスクが高まるため注意が必要だ。
1日おきに20分間のウォーキングをすれば、基礎代謝の向上やデトックスなどを期待できる。

睡眠不足も、エンジニアの健康を害する習慣になるので要注意だ。
エンジニアは不規則な生活スタイルになりやすく、睡眠時間を削って作業時間を増やすという人が多い。
しかし睡眠の質が低下してしまうと、集中力や発想力が低下してしまう。
そうすると仕事の効率が悪くなるので、時間あたりの仕事量や質に影響してくる。
仕事ができるエンジニアほど睡眠の重要性を把握しており、毎日8時間は眠っているという人が少なくない。

エンジニアは同姿勢で作業をすることが多く、肩こりや頭痛、首のこりに悩まされている人が多い。
血流が悪化すると痛みやこりの原因になるので、冷やさない対策が重要である。
肩こりなどを重症化させないためには、毎日入浴する習慣を身に付けることだ。
首まで湯船に浸かるようにし、こりを感じている部分の血行を促進させることが大事だ。
シャワーだけで済ませる人はこりを招きやすいので注意が必要だ。